足付けようやく終了…
長かった。長すぎた。着手してから1年3ヶ月ようやく全てのパーツの足つけが終わりました。息子が昼寝中の1〜2時間で作業を進めてましたが、丸一日時間を使ってガンガン進めた方が効率良かったと思います。
足付けで色々と学んだことをつらつらと残しておきます。
- ミニサンダー は神。手作業で足付けなんて無謀。水研ぎできないモデルだけどガンガンに使った。車の窓ガラスの油膜取りにも使えるし、木工の切断面も綺麗になるし、間違いなく今年のBestBUYです。DIYする人全員買った方がいい。(好きな電動工具メーカーはmakitaです。RYOBIの回し者ではありません。笑)
- 古いパーツの塗装以外は全て剥がなくても良い。下錆出てるような金属パーツはワイヤーブラシ→ミニサンダが効率良い。ワイヤーブラシは電ドリにチャッキングしてGo。
- サンドペーパーは使い捨てなので、表面の凹凸が完全になくなる前に交換。削れないペーパーでやってても時間かかるだけ。最初は耐水ペーパーを切ってミニサンダに付けてたけど、途中からお金の力に任せてマジックテープ付きのペーパーを買いました。
- ぶっちゃけカブラが1番しんどかった。
- パーツのエッジ割れや、ひどい錆はリューターでゴリゴリ削る。目立たない部分ならパテもしない。気にしない。完璧を求めない。
あると便利な電動工具等
カモメ用で追加購入したフロントカバーは剥離剤も使いました。
日が沈むのが早くなってきて冬場はガレージ内で作業することも
塗装のレクチャー
さてこれから楽しい楽しい塗装の始まり、なんですが、ガンを使って塗装したのなんて10年以上前の高専時代ぶり。しかもあの時はエコランカーのカウルを予備知識ほぼ0で吹いたので経験と呼べるものではありません。
k@zさんが好意で場所も貸してくれるし、教えてくれるというので甘えさせていただくことにしました。k@zさんほんといつもありがとうございます!
写真はあまり残せなかったけど、以下は自分のための備忘録。
準備・サーフェーサー編
- 手袋は溶剤用がいいけど、何枚も使い捨てるから厚手のゴム手袋を装備。マスクも今回は不織布だったけど、塗装用の物が良いと思う。
- まずは脱脂。両手にペーパーウェスを準備して、片方にシリコンオフをドバドバかけてそれで吹き上げる。完全乾燥する前に反対の乾いたウェスで浮いてきた汚れを拭き取る。
全部拭き取ったらエアガンで付着しているケバなどを飛ばす。 - ミッチャクロンをガンに入れて塗布。ベタベタにつける必要はないので表面全体に塗布できればOK。乾くと塗った場所の見分けがつきにくいので、最初に細かい部分や塗りにくい部分から塗布すること。(←これが全共通の重要事項)
- サフのタネ作り。600ml程度のリフィルカップにタネをつくる。
※カップにビニール袋を被せてからそこでつくると、リフィルカップすらも再利用可能。
原液に対して希釈用シンナー40%。原液+シンナーに対して硬化剤10%。
この辺は気温や塗るものによって微調整が必要。どんな調整したら良いかは経験なのかな。タネはしつこくしつこくしっかり混ぜること。見た目上もういいかなーっと思っても混ざってない事が多い。 - ストレーナーを通してガンのカップに入れる。特に注意点はなし。
- 最初は段ボールなどの何か適当なものを吹いて練習する事。
文章で書くとわかりにくいけど、エアーを出し続けた状態で塗りたいところの少し手前から引き始めて、終わりくらいから緩める。吐出範囲を絞ったらその分エアーが強くなるのでそれも調整すること。 - 塗装はまずは下側の塗りにくいところや、奥まった細かい部品から塗ること。それらの部分を最後に持ってくると、せっかく綺麗に濡れた面に余計な塗料がついてムラになったり垂れたりする事がある。
- 細かい部分→広い面の順で薄らと塗膜が乗るくらいに塗装して、その塗料を接着剤にするようなイメージで上塗りする。黒物下地のものに対して隠蔽性の低い色を本塗りする場合は、サフから下地が透けないようにしっかり塗る事。
ガン片付け編
- 余った塗料はガンのカップから戻す。戻すときもストレーナー。
- シンナーと筆でカップの中と外側と蓋を清掃。
- 一通り洗ったら、綺麗なシンナーをカップに入れて蓋をして、ペーパーウェスをガンの口に当ててエアを引いてブクブクと中を洗う。口に当ててたウェスでガンの外側も拭く。
- 一度中のシンナーを捨てて、再度ブクブク洗い。
- ガンの口を外して、カップの中に入れてシンナーを入れておしまい。
ハンドルとスイングアームを塗りました。
k@zさんガレージの塗装ブース
一歩前進した感があってすごくやる気がでました
今回の進捗
- 足付けほぼ完了(キャリアのみ未) 98%
- サフまで2部品まで完了
費用
- 研磨パッド×2 698円
- サンドペーパーなどなど 390円
- チェーンケース、パワーサイドスタンド(中古) 1,000円(k@zさんから格安でもらった)
次は他のパーツのサフェ吹き→本塗装です。塗装が終わると次々と組み立てて行くので、塗装以外の作業も少しずつ進めていきたいと思います。