2014/5/5^6 奥多摩 三条の湯ハイク

2014年12月21日日曜日

HIKING LOCUSGEAR KhufuTyvek OGAWAND OWN Rocklite286 奥多摩 山と道 山と道 U.L.FramePack ONE

t f B! P L
どこのblogも、「今年の振り返り」やら「今年のまとめ」やら書いてるところ
俺はまだGWのことを振り返っております。笑
このblogは備忘録みたいなもんなんで、年内も年明けもマイペースで更新できたらなぁと。
(なおき君みたいに日々更新するようなスタイルにも憧れている)

っということで、兄と市川さんと行った温泉ハイクです。





俺と同じタイミングでハイクにはまったウチの兄。
以前はインドア派でゲームとかパソコンとかが好きだったので、まさか一緒に山歩きをするようになるとは思ってませんでした。
泊まりがけのハイクに行きたいね〜っと話してて、どうせなら行った事ないところで、そしてさほどハードじゃないところって探してみると、三条の湯と丹波天平(たばでんでいろ)を絡めたルートが良さそうだと。
三条の湯は秘湯としても有名で、俺も行ったことなかったので決定!兄の友達の市川さん(かなりデカい)も一緒に行くことになりました。


DAY1

7:00    最寄り駅発
5:30頃に大きな地震があって起床。予定より早いけど、もう寝れる感じもしなかったのでそのままダラダラと6時まで過ごしました。
この日の天気予報は曇り時々雨。明日は晴れるところもあるらしい。今回ももちろんフロアレスのKhufuTyvekなので(樹林帯こそフロアレスだと思ってる)、初めてのテン場で水はけの情報も分からないし急遽Bibyを追加しました。(SOL/Escape Biby)

最初に今回のハイクは俺と兄と市川さんの3人と書いたんですが、実は当初はコタさんも含めた4人の予定でした…。
大雪高尾ハイクのときもドタキャンだったコタさんが、実家の長野から愛車のビートルで中央道を爆走中。右前輪のボルトが脱落して完全不動状態に…。(ほんと事故にならなくて良かったね)

当初はコタさんの車で行こうというプランもあったので、大事にいたらなくて良かったな…と思うとともに、「やっぱ車は安全性だな…旧車はバイクだけでいーや」とか思ってしまいました。笑



9:30 奥多摩駅 バス出発
奥多摩駅で兄と市川さんと合流して丹波行きのバスに乗ります。増便が出てて運良く座ることも出来たけど、ほとんどが鴨沢で降りていきました。
お祭までは自分たちとあと数人乗ってて最後まで乗ってたのは自分たちだけでして、あまりの人の少なさにちょっと不安になったけど、静かな山歩きが楽しめるってことだろうと納得させる。
お祭で降りたのは、山と道miniとRaywayザックのハイカーで、ほとんど山でUL系の人を見ないのでちょっと感動した。(あとでジマービルトパイカパックの人ともすれ違ったので、奥多摩は場所的に三鷹のお店のお客さんが多いんだろうな)




10:30 役場前着 準備して出発
わかりにくいと噂の登山口は丹波小学校の脇にあった。ゲートをきちんと閉めて入山。この日のザックは初投入のOGAWANDのOWN。パックウエイトは9kgでもうちょい減量できたけど、屋久島前の最後のテント泊だと思って余計に担いできました。
兄の山と道のフレームパックワンは7kgほど。見た目もコンパクトなだけに、背負いやすそうで軽そうだった。
登山道に入るとすぐに修行のようなスイッチバックが続く。途中崩落してる場所とか、ちょっと初心者にはオススメできないなーっという感じだった




12:00 丹波天平 (12:25 発)
天平尾根に合流したところでちょっとお昼休憩。俺は簡単にケーキドーナツで済ませました。(このケーキドーナッツ。学生の頃から食べてるけどほんと美味しい。)雨も少し本格的に降ってなってきたし、天平尾根は登りもあんまりないだろうってことでレインウェアを着込みます。
それぞれがザックからゴソゴソとレインウェアを取り出して着てみると、「まぁビックリ!!!」市川さんは青のストームクルーザーで、兄貴は赤のノーツフェイスのジャケット。俺は黄色のサイファースモックなので完全に信号になってました。笑
もし熊が出たら警戒色の赤とかを囮にして逃げようとか話しながらゆるフラットの天平尾根をてくてく歩いていきます。





13:00 サオラ峠 (13:10 発)
あっという間に天平尾根は終わり、ここからずーっとトラバースする形で三条の湯を目指します。サオラ峠から三条の湯まですぐ着くのかと思いきや、けっこう単調な道が続くので飽きそうです。何度か橋渡りもあったり、崩落した橋も渡ったりしながら進んでいきました。
今日の靴は前回の天狗岳に引き続きRockLite286です。3時間くらい雨にさらされてたけど内部への水の浸入も無く快適でした。ソールが薄い靴にまだ慣れていないのもあり、後半はちょっとだけ足が痛くなったけど許容範囲です。地面の感触がダイレクトにわかるのも楽しいな〜。

元気な兄と、若干へろへろの市川さん。

テン場の一番奥に、なんとか3張りいけそうな場所を確保出来ました。

14:55 三条の湯(テント泊)14:55
予定より30分巻きで三条の湯に到着。受付で幕営料金と入湯料を支払ってテント場へ。
既にテントは5-6張りくらいあったけど、一番奥のスペースに無理やり三張りねじ込めそうなのでチャレンジすることにしました。俺と兄の非自立型シェルターにはつらい固い地面でした。あと、Khufuはデカイので、狭いテン場にも対応出来るテントが欲しいなぁとか思ったりしたのでした。市川さんのエアライズ2は安定してて、やっぱ自立式ドームテントもいいなぁと。

six moon designs Gatewood cape(足が出てるww)





なんとかテントが張れたので、待望の温泉へ。ちょうど良い湯加減のトロッとした温泉が気持ちいい…(^ω^)
ちょうど誰も入ってない時間だったので3人全員つかることが出来た。浴槽の広さは男3人が少しゆとりをもって入れるくらいでした。


バケットとチキンカレー。うまし。

みんなのもちよりオツマミとワインで宴会でした。靴下は湯戻し中の保温がわりです。

マスカルポーネチーズタラうめぇ。 

エイヒレの炙り。まちがいない。

風呂上がりはビールを市川さんにおごってもらって、大量のおつまみとともに宴会開始。ワインを750ml担いできたけど、あっという間に無くなった。ウチの兄貴がもってきたウイスキーも無くなってみんないい感じ。コタさんも来れれば良かったのになぁ。

19:30頃酒も尽きて暗くなったのでみんな寝床へ。俺はまだ眠くなかったので、メモを書きながらアジカンの初期のアルバムを聴いてたら(旅の定番になってる)ウトウトしてたのでおやすみなさい。

【行動中】
 ・finetrack / フラッドラッシュスキンメッシュ
 ・patagonia / キャプリーン2半袖
 ・OMM / CypherSmock

 ・mont-bell / ジオラインLW
 ・mont-bell / ジオラインタイツLW
 ・finetrack / ストームゴージュアルパインパンツ

 ・injinji / MW
 ・inov8 / Rocklite286 GTX


【就寝時】
 外気温 9度
 テント内 10度

〔clothing〕
 ・finetrack / フラッドラッシュスキンメッシュ
 ・ibex / hoodeid indy
 ・Arcteryx / Cerium Hoody

 ・mont-bell / ジオラインLW
 ・mont-bell / ジオラインタイツLW
 ・NANGA / ポータブルダウンパンツ

 ・Smartwool / Phd OUTDOOR mini

〔sleeping〕
 ・mont-bell / ULSS ダウンハガー #5
 ・Therm-A-Rest / RidgeRest100cm
 ・SOL / EscapeBiby
 ・アストロフォイル




DAY2



夜から朝まで全く寒くなかった。上着はちょっとやりすぎたかも。CypherSmockとか着て寝ればこの季節はダウンはいらないっぽい。
22時と1時に目を覚ましたけどまたすぐ寝た。3時にぱっちり目が覚めたので完全起床。

朝食は兄貴にもらったチキンコンソメクスクスオーツとビーフシチューとバケット。クスクスオーツは今まで食べたことなかったけどずっと興味があった山のごはん。
見た目はリゾット風な感じだけど、サラミが入ってるのでプチプチ感もあいまって食事感が出てる。うん、これはうまい。
日本人としてはあまりなじみのない食材だけど、材料はカルディとかで全部揃うし、いろんな味を作って持って行けばこれも立派なご飯になるなぁと認識を改めさせられました。


俺と兄はフロアレスなのでパパッと撤収出来て、市川さんが撤収してる間にフレームパックONEを背負わせてもらいました。
色んなサイトで山と道のONEがいかにすばらしいザックなのか書かれているので、以前からその評判は聞いてたけど、背負ってみると予想以上に背中にフィットしていい感じ。
背面のパッドは全然がっちりしてないのに、ショルダーとウエストのスタピライザーを引くと、背面にX状に配置してあるカーボンポールがしなって荷重が分散されてるのが分かります。これならまだまだ重くてもしっかり背負えそうだなぁ。
欲しいけど、兄とザックがかぶるのは嫌なのでたぶん買わないです。笑
その代わり山と道 miniが欲しいな〜。









帰りは飛竜山と禿岩経由で帰ろうかっていう案もあったんですが、この天気では展望は望めないだろうってことで来た道を引き返してサオラ峠から丹波方面に下山しました。
のめこいの湯でさっぱりして、奥多摩の「こうらく」で肉天定食を食べて帰宅。GWなのに全く混雑してないし、温泉と飯はうまいし、良いハイクでした。



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