C90DX リフレッシュ計画 第四回

カブカスタムをやっていると、誰しも一度や二度遭遇するレッグシールド問題。カブのアイデンティとも言える、プレスハンドル、ボトムリンクサス、レッグシールド。これを崩すことでカブカスタムとして新たな一歩を踏み出せるのですが、逆に言うとカブというバイクからどんどん遠ざかっていくような気がします。
俺も1番最初にカスタムしたのはレッグシールドでした。アウスタで当時1,000円くらいだったベトナムカットレッグをつけてスタイリッシュな雰囲気を楽しんでいました。
レッグシールド有りか、無しか、の二択で決めるなら、今は断然有り派なんですが、結局のところ似合っていればどっちもアリです。

今回のC90DXカブラはどうしようかなっと考えてみましたが、やはりレッグシールドは外せないなと思います。カブラはリアのボリュームアップパーツなので、レッグシールドを外すとフロントのスカスカ感が際立ってバランスが取れていないように見えるからです。
ハイレベルなオシャレカスタマーたちはそのアンバランスさを逆にオシャレとしてまとめれるんでしょうけど、そんなセンスは持ち合わせてないので、普通にレッグシールドありで進めることにします。

レッグシールドも奥が深い

いざレッグシールドを付けようっと決めても、そのレッグシールドにも車種による違いとかボルト位置の互換性があるものとないものがあるので、Twitterで悩みをつぶやきつつ情報をまとめました。

まずはC90DX系のレッグシールド。これが1番収まりが良い事はわかってるんですが、カブラの丸みに対して、角ばったレッグシールドがどうにもしっくりこないんです。
上部の角はまだ大きなRがとられていて許容できるけど、膝から足元にかけた風切り部分？の凹みのところが好みではありません。歴代のカブシリーズの変化の過程で、このプレスフレームの最終型になってからあの形状になってるけど、どんな理由なんだろう。リブっぽく見えるから強度アップが目的なのか。ただのデザインなのか。(後でわかったけど、そもそもカモメハンドルとは共存できないようで)

じゃあリトルカブのレッグシールドはどうか。程よくラウンドしてて、曲線自体はカブラにあってると思うんですが、矢印のところが撫で肩みたいになっているところが気になる。できればエラ張っている様なのが好み。でもフロント側の曲線は好みで惜しい。
ネック部分の高さがC90DX系(HA02)よりも低い上にハンドル構成も違うので、首元に隙間ができるけど、そこは工夫次第でなんとでもなると思う。だが却下。

最後の本命は時代をググッと遡ってカモメとか行灯系のDXのレッグシールド。上記二つを掛け合わせた(世代的にはこれから派生したんだけど)ようなデザインで、曲線は保ちつつレッグシールド を強調するようなフォルム。やっぱこの形がすきだなぁ。イグニッションの位置が違ったり、別体エアクリボックスがあったり、ネック部分の取り付け寸法が違ったりするけど、なんとか付くんじゃないかな。もちろんメーカー純正新品なんてなくてリプロ品しかないけど、このレッグシールド をカブラに合わせたい！

あとこれ、なんていうカラーなんだろ、柄物シートと合わせてめちゃくちゃ好みだ。。。

そんなことを妄想してると、k@zさんより「あんどんとかの鉄のやつは短いんだよ。」っと教えてもらい。ハンドル周りはカモメで行こうと思ってたけど、フロントカバーは考えてなかったなーっと思って、ガレージをゴソゴソして比較してみると。

なるほど確かにいいデザイン。細身のメッキタイプで好みです。

メルカリを探してみると、110乗りの人は新車購入からすぐにカスタムする人が多いみたいで、程度の良い中古品が多く出回っていました。

4,000円で購入して届いたものは、走行距離は書いてませんでしたが、TAKEGAWAサスの箱に入ってた美品だったので狙い通りだったと言えるでしょう。