塗装ブースの必要性
前回k@zさんの塗装ブースを借りてスイングアームとハンドルのサフェ吹きをさせて頂きました。ガン塗装に必要なのは機材と腕だけでは無く、ちゃんとした塗装ブースが必要だということを改めて実感しました。(ミストが飛んでご近所迷惑になるのが1番怖い)
k@zさんのご好意に甘えて、今回の塗装は全てk@zガレージの塗装ブースを間借りしてさせていただくことにしました。k@zさん本当に何から何までありがとうございます!
自宅の横浜から湘南エリアのk@zガレージまでは車・バイクで約1時間ほど。どんなスケジュールで実施するか相談した結果、2日連続で行ける日を作って初日はサフェを全部吹いて、二日目にカラーとクリアを吹いてしまおうと作戦を立てました。普通のDIYオールペン だと乾燥工程などなど考えるとこんな短期間で終わらないんですが、ガレージに新兵器のヒーターを投入したとのことで強制乾燥出来るみたいです。すごいぜk@zガレージ。
塗装する部品全部並べてみた。大きなプラモデルみたい。
それぞれ段ボールにガンガン入れて事前にk@zさんに車で運んでもらいました。感謝!
なんでも最初の準備が肝心
まずは1クール目、フレームとタンクのサフェから。シリコンオフ をする前にk@zさんから「これ裏側、足付けしてないんじゃない?」と。はい、忘れてました。
ワイヤーカップでゴリゴリ削っていると、次から次へと出てくる錆や汚れ。足付けも大事だけど、もっと大事なのは隙間に入ったゴミや錆を取り除くことだそうです。ここにゴミがのっかてると物理的に遮断されているので塗装がのらなくてぺりぺり剥がれてくるんですね。やったつもりになってたけど全然下準備出来てなかったなと反省しながら無心で削りました。
やればやるほどもっと削った方がいい気がしてくるけど、際限なくなっちゃうのでいいところで切り上げて塗装に入ります。
ワイヤーカップでゴリゴリ削っていると、次から次へと出てくる錆や汚れ。足付けも大事だけど、もっと大事なのは隙間に入ったゴミや錆を取り除くことだそうです。ここにゴミがのっかてると物理的に遮断されているので塗装がのらなくてぺりぺり剥がれてくるんですね。やったつもりになってたけど全然下準備出来てなかったなと反省しながら無心で削りました。
やればやるほどもっと削った方がいい気がしてくるけど、際限なくなっちゃうのでいいところで切り上げて塗装に入ります。
ようやく塗装ブースにINするフレーム
前回学んだやり方を思い出しながら、シリコンオフ で脱脂→サフェのネタを作る→塗装の順でやっていきます。
今度はサフェの配合忘れずにメモしました。サフェ10:硬化剤1:シンナー3〜4です。いつか自分が塗装ブースを作ってバリバリ塗装するその時まで忘れないように書いておきます。シンナーを薄くすればするほどスプレーパテっぽくなって小さい傷や穴を隠せるようです。但し材料も多く使うし、粘度が高すぎるとそれはそれで何か弊害があるんでしょう。(多分)
まず始めに裏側などの細かいところから塗っていき、次に縁や隅などの塗装が入りにくいところ。それらが大体塗り終えたら広い面という風に自分で順番を決めて塗っていきます。
最初はガンの使い方がいまいちしっくりはまらず、空気と塗料の量を調整することばっかりに時間がかかっていましたが、だんだん慣れてきて楽しくなってきました。楽しくて塗りすぎて、用意したネタを使い切ってしまいました。
「k@zさん!ネタがなくなりました!」
「ええ!?どんだけ塗ってるの!!??笑汗」
急いで追加のネタを作ってもらい、k@zさんにお手本を見せてもらってたら塗り終えてました。
作業が丁寧で鮮やかすぎる。サフェなのにめっちゃキレイに塗れてる。さすがや。
作ったネタは最初から全部カップに入れないで少し残しておきましょう。
バイクのリザーブ的な感じで急にガス欠にならないようにするためです。(わかりやすいね)
ちなみに俺は、少し残しておいたにも関わらず、それも使い切ってしまいました。
サフェを塗り終えたフレーム これだけなのにすでに達成感を感じている
ヒーターで強制乾燥させて、次は2クール目。カブラのベースとフロントフェンダーと小物類を塗ります。最初の追加足付けなどで時間をくってしまったので、今日中のサフェ吹きのタイムリミットが段々迫ってきました。k@zさんの好意に甘えて残りは吹いてもらって、自分は1クール目の空研ぎや、3クール目の準備をしておくことにしました。
3クール目のカブラカバーは改めて見ると足付けの研ぎが甘く、サンダーで研ぎ直します。なんでこれで足付け満足しちゃってたんだろうな。全然ダメやん。というか今k@zさんに塗ってもらってるカブラベースも研ぎが甘いのでは…っと心配していると、案の定研ぎ不足の凹凸によって表面が波打ってしまったり塗装溜まりが出来てしまっていました。k@zさんが薄くサフェを塗り重ねて厚塗りしてくれたので、乾燥後サンドペーパーで必死にヤスって慣らすことで及第点くらいまではもってこれましたが、自分の準備不足を反省…。
そもそもプラカウルを水研ぎしていたのがダメでした。砥げてるようで全然砥げてなかった。表面ガサガサになるくらい研いで、サフェを塗った後キレイな面にする必要がありました。
- 塗装前の足付けはもっと入念に。古い塗料が残っていて下地との凹凸があると、それはそのまま残ってしまう。
- 足付けの時に水研ぎすると満足に削れていない。(ご近所への飛沫防止を意識しすぎた。簡易ブース作って空研ぎすればよかった)
- 全部品のサフェまで完了
反省点
出来上がったサフェ後のパーツは#320で表面を整えます
3クール目のサフェも終了
細かいところも足付けが不十分でした
写真じゃわかりにくいけど表面の凹凸があります。このまま塗ったら本塗装でも目立つ。
夕方までかかって全てのパーツのサフェが終了
今回の進捗
k@zさんの助けをかなりかりつつ、なんとか夕方までに作業が終わりました。自分の作業を止めて手伝っていただいたk@zさん本当にありがとうございます。パーツを一晩置かせて頂いて次は本塗装に入ります。翌日に続く…。