2016/8/5〜6 Bogatsuru camp site
三俣山とKhufuTyvek 平日にのんびりハイキングしてきました。
九重、久住、阿蘇地方のとの思い出といえば
小さい頃に家族とキャンプによく行った九酔渓。
学生時代にツーリングによく行った小国、大観峰、南阿蘇。
九州を離れる前に卒業キャンプとして久住山に登ろうとしたけど、天候不良で中止したっけな〜(たしかそのときは発電所みたいなところ見学に行ったりした)
上京してハイキングが趣味になってから、九重連山が九州屈指の山だと知ってからは、帰省を絡めて行ける機会を伺ってたけど、日程的になかなか難しく…。日帰りならまだしも、泊まりで行こうとすると装備も持たなきゃ行けないので現実的じゃなかった。
ところが、幸か不幸か仕事で大分への3週間の出張というイベントが発生したので、いそいそとテントとシュラフを出張カバンに詰めこんで、仕事の合間の休みにバスに乗って行ってきました。
長者原から2時間ほどの森歩きで坊ガツルに到着
昔一度だけ家族できたことがある坊ガツル。夏休みシーズンっと言えども、金曜日の午前中ということもあってガラガラでした。山のテント場としてはとんでもない広さを誇る坊ガツル(1500張り可能?)。最終的に20 張り行かなかったんじゃないかな?それぞれが適度なスペースを保ってテント張ってて、自由な時間を過ごしてました。
俺はラーメン1食目を食べたあと、すこし昼寝したり、持ってきた本を読んだり、ぷらぷら散歩したり。少し日が傾いてきたところで楽しみにしてた法華院温泉へ。
袋ラーメンをおらずに作れるミニトランギアが好き
法華院温泉山荘 設備が整ってるのに趣もある
家族を連れていつか来たいなぁ
湯質はトロトロ系で匂いはあまりない 少しぬるめだったので長湯しました
ドライヤーもあったので頭もがしがし洗った(もちろん水で)
山荘にビールが売ってるだけでも嬉しいのに、なんと自販機で24時間稼働してる上に、大好きなIPAが売られてた。もう文句のつけようがないな。九州に住んでたら年に何回も来そうだ。笑
興奮しすぎて法華院温泉山荘の手ぬぐいも買った(写真右)
そして晩御飯はラーメン(2食目)
奥さんが作って出張先に送ってくれた煮豚とほうれん草に
セブンで買ったゆで卵をトッピング 超豪華なサッポロ一番だ〜
夕焼けに照らされた白いテントがかっこいい…
翌朝は夜明け前から行動開始して、柄にもなく中岳山頂とかで日の出を見ようかなぁとか思って3時頃起きて準備をしてると、九重連山の奥の方がピカピカ光っててただならぬ気配を感じた。
天気予報をみても雷注意報とかは出てないけど、こういう心境のときに出るといつも失敗することは学習してるので、直感に従って明るくなるまで待つことにした。パッキングしたザックの中から寝袋だけを引っ張り出して、くるまってウトウトしてたら寝てしまった。
6時過ぎにハッと飛び起きるとすっかり晴れた中岳が見えた。せっかく時間もあるし、白口岳経由で登ることにしてみる。悪路と書いてあるけど破線ルートではない。経験上、九州の山でこんな記載をしてるときは、関東の山の破線ルート以上の道であることが多いけどさてさてどうか。
鉾立峠に着く頃にはすっかりガスにつつまれてた
予想的中「 藪 泥 急登 」の三重苦の堪らないルートだった
夜半の雨と朝露で濡れた藪で全身びちょぬれになりながら登る
雨なら雨の楽しみ方もある
晴れたときにもっかい来たいな
粘土質の土に急登の連続、ルートを間違うことはなさそうだけど雨のときには相当ハードな道になること間違い無し。あと、登るのはいいけど下るのは絶対嫌だな〜。
白口岳過ぎたところですれ違う人たちには、いちおう登山道の状況を伝えときました。
ガスガスで展望なさそうだけどいちおう中岳にもよろう
中岳を過ぎると晴れてきたので濡れたものを広げて乾かしタイム
北千里ヶ浜周辺は異国感ただよう景色が広がってる
すがもり越えして長者原に戻ってきました
長者原ヘルスセンターのだんご汁定食がうますぎた…
出張のときに毎回くるのはちときついけど、季節を変えてもう一度歩きたいな。
こんどは大船山にも行ってみたい。人が少ないシーズンなら小屋泊もありだなぁと思ったのでした。