2013/6/22-23 瑞牆山 DAY1

2013年6月22日土曜日

Golite peak HIKING LOCUSGEAR KhufuTyvek 奥秩父

t f B! P L
image

2013/6/22-23 瑞牆山・鷹見岩
雨上がりの奥秩父。鷹見岩より夏らしい雲を眺める。





以前、新宿でカブ仲間であるコタさんと飲んだとき、夏の南アルプスに向けて山でテント泊の練習しようぜ!という話になった。
夏休みに南アルプスの白根三山を縦走しようという計画を立てたんだけど、二人で山に行ったこともなければテント泊したこともない。(俺はこの時点でまだザックに衣食住を担いで歩いたこともなかった)
それなりに楽しい山で、テント泊出来て、でも縦走じゃなくて、そしてそれなりに高度感のある山がイイネってことで、狙いは奥秩父 瑞牆山。奇岩が積み重なったようなトンガリ山はいつか行きたいと思ってたんで丁度良かった。
初日に富士見平小屋にテント張って、瑞牆山を登り、二日目に金峰山も登って100名山を二つも登っちゃおうと計画。体力的に厳しかったら臨機応変に二日目は温泉まったりコースでもいいかぁーっていう、なんともゆるい計画。。
談合坂SAに7:00集合の予定がコタさんが勘違いで1時間遅刻だったり、
俺がカメラにSDカード入れ忘れてきて、コンビニ4件まわったのにどこにも置いてなかったりトラブルはあったけど、ちょっと遅めの10:30には瑞牆山荘に到着。

[DAY1]瑞牆山荘→富士見平小屋→鷹見岩→富士見平小屋(テント泊)

image

バイクを置いて上ります。カブ仲間と山を登るのは初めて。俺、黄緑と緑で自然に同化しすぎ。笑


image

11:00登山開始。瑞牆山荘からテント泊地の富士見平小屋まではCTで1時間ほどのゆるい登り。気持ちの良い林道とブナ林を越えていきます。先週の丹沢で全然歩き足りなかったから気持ちが高まってペースも上がっちゃう。いかんいかん。
今日もザックはGoLiteのpeakできました。夏場は2泊3日くらいならpeakで充分だなぁ。前回の丹沢でインフレータブルマットが故障したので今日はザックの周りにリッジレスト100cmカットを沿わせてきたけど、終始背負い心地は良くて疲れませんでした。
コタさんはMILLETのしっかりした40Lくらいのザックを背負ってました。俺より中身は重いけど、背面パッドとウエストベルトがしっかりしてて背負い心地は良かったなぁ。何より見た目がクラシックでカッコイイ。


image

image

11:30 富士見平小屋。30分で着いてしまった。ちょっと早足で歩きすぎたな。。。
富士山が見える山小屋。ランプの山小屋というのを押してる山小屋でした。テント泊の受付一人1000円也。水とトイレは自由に使ってくださいとのこと。
中では今日の小屋泊の人なのかな?って人も数人いました。


image

ウチラの宿はココにすることにしました。凄く広いテント場で場所選び放題。少し奥のほうにあるフラットなエリアを選びました。(この洗濯が後で悲劇を呼ぶ)


image

(福島ツーリングでテントをアスファルトにテイクオフした)コタさんの新しいソロテントはNEMOのTANI1P。俺は前回同様LOCUS GEARのKhufu Tyvek。TANI1Pは自立式だからとりあえず立ってるだけの状態。のちのちペグとガイドラインを使ってピンと張らせてました。
ご飯を食べて、さぁぼちぼち瑞牆山を目指しましょうかねーって話してたらポタポタ雨が降ってきました。急いで外に出してた荷物をテント内に入れると、雨の勢いは更にましてきて豪雨に。。。
しばらくはテントの中から会話してたけど、それもさえぎられるほどの豪雨。ちょっと外をのぞいてみると、コタさんのテントが半分水没してる!笑
張った場所がちょうど水が溜まってしまう場所だったみたいで、初張りのTANI1Pは望んでない形で耐候性をテストするはめになってました。
俺のシェルターのなかにも浸水してきたけど、先週の教訓を生かしてシェルターの周りに石垣を作ってたんで雨や泥の跳ね返りはなくて、まぁ大丈夫。バイクに乗り初めて8年。ソロキャンプをして7年。だいぶ逞しくなったと思います。


image

14時まで雨が止まなかったら今日の瑞牆山は諦めよう~。っと話して昼寝することにしました。インサレーションのUNIQLOダウンを掛け布団にしてザックに足を突っ込んで寝る。思いのほか快適でウトウトしてたら寝てました。雨音もなんだか気持ちよいなぁ~。


image

14時には雨は止まなかったけど、15時半に雨が上がって青空も見えてきた。地図をぼーっと眺めてると、ここから大日小屋方面に登って、破線ルートの分岐を辿ったところに鷹見岩というところがあることに気付いて、往復2時間くらいだろうし夏至が近くて日も長いことだし行ってみようと。


image
まぁまだ今日は30分しか歩いてないしね。準備してちょっと体操して行きますか。TANI1Pの前室広くて良いなぁ。これで1.4kgならソロテントとして充分。俺のクロノスドームは2.3kgだから山には持ってこれねーや。
image

40分ちょっとあるいて鷹見岩への分岐。なんだか俺は真っ直ぐ行こうとしてるけど、ここを右に曲がります。


image

破線ルートらしく、狭いトレイルに生い茂る草木が行く手を阻む。俺達はザックの中身をテント場に置いてきたからまだ良いけど、帰り道であったフル装備のおじさま達は上るの大変そうでした。
こういうルートは冒険感たっぷりで割りと好きです。滑らないように慎重に足を運びながら標高を上げてく。


image

山頂が近づくと木々の間から見える景色が段々開けてきて、山頂にある大きな岩(鷹見岩)に到着。ちょっと滑りやすい岩場を登れば文頭の景色が広がります。雨上がりの奥秩父の山々と広がる青空が一望出来ました。16:50 鷹見岩に登頂。


image

iPhoneのパノラマ写真とか撮ってみたり。画面中央右に見えるのが瑞牆山ですね。雲が山から生まれてくるように巻き上がってて、奥の方ではチンダル現象も見えました。しかも山頂には誰もいない。コーヒーセットを置いてきたのが悔やまれる!


image

SDカードを忘れた俺だけど、たまにコタさんに貸してもらって写真撮ってます。魚眼レンズでしか撮ってないけど、この写真とかカナリ好きです。(自画自賛)
山に行くときはなるべく荷物を減らしたいけど、酒のツマミとカメラだけは削れないな。今度は予備SDも財布に入れておくようにしとこっと。


image

東側に見えるのは金峰山。雲に隠れてるけど山頂付近には五丈岩も見えるはず。もっとのんびりしたいとこだけど、日没まであと2時間を切ってるので下山します。17:20下山開始。


50分でサクッと富士見平小屋に戻ってきて、山小屋で買ったビールで乾杯!山小屋ではちょうど夕食の時間帯だったみたいで、食堂でみんな晩御飯を食べてました。長テーブルの上におかれたランタンの灯りで美味しそうな晩御飯。山小屋泊ってやったことないんですけど、人の少ない時期を狙ってマイナーな山小屋に行くのは楽しそうだなぁと思いました。いつか、山小屋泊もしてみたいな。


image

晩御飯は煮込みハンバーグにワインとおつまみ。ひとしきりたべたら、コンビニ袋ランタンシェードに灯りを灯してダラダラ話しながらワインを飲んでました。
そんなに歩いてないけど、朝も早かったしバイクの運転もあったので21時くらいには眠りにつきました。以下は今回の就寝時のメモです。

[2013/6/22 富士見平小屋 テント場]

就寝時の気温:15℃くらい

シェルター
 ・LocusGear / KhufuTyvek
 ・MPI / All Weather Blanket

寝具
 ・montbell / U.L.スパイラルダウンハガー ・Therm-A-Rest / リッジレスト ソーライト 100cmカット
 ・SouthField / AirPilow

上半身 ・finetrack / フラッドラッシュスキンメッシュ ・Marmot / 長袖のウール ・UNIQLO / U.L.ダウン

下半身 ・mont-bell / ジオラインメッシュトランクス
 ・mont-bell / ジオラインL.W.タイツ
 ・UNIQLO / ヒートテックタイツ
 ・ウールの薄手の靴下(どこのか忘れた・・・)

足はGoLite peakに突っ込んで寝ました。背面パッドがあるおかげで冷えも無し。深夜12時くらいに起きたときは寒くなく暑くなくちょうどよかったです。それからまたすぐに寝付いて朝まで起きませんでした。
いつも思うけど枕がずれて寝にくいので、いい加減マットと連結させるなりしようと思います。


QooQ