雨の週末にちょちょいと工作しました。
最近はまりつつあるアルコールストーブの専用風防。
最近、MSR WisperLightInternationalを使い始めてから、
火器における風防の大切さというものを実感し始めました。ハイパワーなガソリンストーブのWLIですが、風が吹くと一気に効率が悪くなって、
少量の湯を沸かすのにも時間がかかります。付属のウインドシールドを使うと火も安定して、頼りある青い炎で一気に調理が出来るんです。コレはやっぱり風防のおかげ。
そして最近買ったアルコールストーブのTRB25もやはり風の影響を大きく受けるみたい。MiniTrangia付属の五徳兼風防も使ってみましたが、なんだか炎も安定しないし、なんとなく意味を成していない気がする。
軽いし見た目も王冠みたいでなんとなく嫌いにはなれないんやけどなぁ。
まぁでも昔から工作は嫌いじゃないし、アルコールストーブの風防なら色んな人が自作してるから、俺もこの機会に作ってみようと考えたわけです。
一般的に自作といったら、最近ホームセンターとかでも書いてあったりする
『DIY(Do it yourself)』だと思うんですけど、
こういう自分で使いやすいギアを作るコトと言うのはまた違う表現があるみたいで、
『MYOG(Make Your Own Gear)』って言うらしいですね。
なんとなくカッコイイので、俺もMYOGって使ってみます。
MYOGってみます。
ホームセンターでt=1mmのスチール板を買ってきて、
はさみできってパンチで穴開けるだけ。
一応機械系卒業なんで、直定規とか使いましたよ。一応。
それでも穴の位置とかずれちゃうんですけどね。
しかも1枚板だと、直径が短くてコッヘルで頭を完全にふさいでしまう。
間違って上の方にも穴あけてしまったので炎がダダ漏れ。ガスコンロみたいだ。
今度は板を2枚継いで、直径を大きくしてやりました。
五徳はその辺にあったアルミペグ。アルミだからめちゃくちゃ熱くなります。
Mini Trangiaの鍋をのっけて、団扇でなんとなく風を送り続ける。
意味があるのかどうかは分かりません。団扇はHONDA Dreamでもらいました。
おお!湧いた!
結構な風を送り続けたけど、無風状態とほぼ変わらない秒数で湧きました。
炎も安定してるし、横からも漏れてこないし、これは成功ですね。
あまり使わないけど、TRB25の火力調整蓋も使えるようにしました。
小さくまるめるとこんな感じ。スチールはコシがあるので曲げ跡も付かず、ほどけばすぐに組み立てられます。
まだフィールドデビューしてないので、ハイキングかキャンプか行きたいなぁ。