2014/4/26^27 残雪の天狗岳 DAY2

2014年12月16日火曜日

Golite Breeze Gregory Contour60 HIKING LOCUSGEAR KhufuTyvek 残雪期 八ヶ岳

t f B! P L
初めての残雪期テント泊ハイク2日目。

思い出しながら書いてるけど、なかなか進まない〜。
だんだんと雑になってってるけど最後まで書きます。







朝のひんやりとした空気の黒百合ヒュッテ テン場

3:50 起床
テント内気温 -5℃ 外気温 -8℃
最後に湯たんぽして換気が間に合わず結露したのか、雪で塞ぎ過ぎたのかクフタイベックで初めて結露を体験。幸い気温が低かったので結露は全部凍ってた。前回の奥多摩と気温的にはあまり変わらないはずなんだけど、この前の奥多摩の方が断然寒かった。寝袋が結露で濡れてなくてロフトが保たれてたのがいいのかな。
ここに書くほどでもない朝飯を書き込んで撤収準備。パリパリ凍ったテントと、カチカチに凍った雪から中々掘り出せないペグ。テントが2つだと当たりまえだけど撤収時間も長くなる。あと、タイベックは保水すると重くなる…。

6:00 黒百合ヒュッテ出発。明るくなってくるころには撤収も完全に終わらせられた。空は快晴で風も弱め。絶好のアタック日和!!アイゼンを早々に装着して天狗岳に向けて出発しました。



日焼け止めを塗りたくるコタさんw





昨晩は降雪してないので、ガチガチに凍った雪にアイゼンを効かせながら登っていく。トレースはばっちりあるので一歩一歩慎重に。標高をあげると周りの山々が見渡せて絶景の連続でした。写真を撮っているフリをしつつ休憩して歩を進めます。

おそらく雪がなくても中々の急登なんだろうけど、積雪のせいで直登ルートになってしまっているので凄い斜度でした。今回のアイゼン(コンタクトストラップ)は前爪があるので登れるけど、チェーンアイゼンや簡易アイゼンはなかなかしんどいと思います。足を踏み外さないように注意しながらキックステップで登りました。
偽ピークを越えて西側の日陰をトラバースすると東天狗岳のピークが見えました。




Golite Breeze & Gregory Contour60

7:10 東天狗岳 山頂の雪は溶けてしまっていて、ごつごつした岩稜の山頂がむき出しになっていたので直前でアイゼンを外しました。朝の早い時間だからなのか、残雪期だからなのか人もまばらで広い山頂でゆっくり撮影を楽しめました。
八ヶ岳連峰の続きである硫黄岳・中岳・赤岳もはっきり見えます。いずれあっちも登ってみたいなぁ。やっぱり八ヶ岳はどこから見ても登って見てもカッコイイ山だ。名前もカッコイイし。



8:00 西天狗岳 東から西へは30分ほど歩けばつきます。あまり西天狗岳に訪れる人はいないみたいなんですが、僕らはこの稜線を使って唐沢鉱泉を目指して渋の湯まで戻るのでサクッとよって見ました。まあるい山頂に標識がぽつんと。

ゲームのキャラクター感がすごいポーズ。しゃくれコタさん。



10:30 唐沢鉱泉 西天狗岳から唐沢鉱泉までは樹林帯の稜線歩き。樹林帯ということは、前日経験した通り針葉樹の藪漕ぎ状態で中々歩きにくい。特に外付けのマットが引っかかりまくって傷つくし(外側にグランドシートを巻いて対処)、踏み抜きや迷いそうな道を越えてやっと分岐点。完全に作業区間でした。

唐沢鉱泉は車でも行ける名湯で、もちろんジュースも売ってます。たまらず炭酸飲料を買って自販機横のベンチで休憩。もう、ここがゴールでよくね?っていう感がすごい。笑
15分ほど休憩した後に意を決して出発!



11:45 渋の湯 八ヶ岳らしい樹林帯歩きを経て昼前には渋の湯に戻ってこれました。

無事にビートルのエンジンもかかり、温泉で体をあっためてGWで連日渋滞している中央道へぶっ込みました。上野原〜高尾まで裏道を駆使して立川で降りて解散。南武線に揺られながらビールを一本飲んでぐーすかぴーでした。



初めての残雪期登山でしたが、天候にも恵まれてルートも最高でぜひまた行きたい山行になったのでした。これを書いてるのは2014年12月なので今年の雪山シーズンも北八ヶ岳を存分に楽しもうとおもいます。


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