このまま月に1回ペースで書いていると全然追いつかないので、
ハイク中にとったメモを復元する形で書いていこうと思います。(メモは青色)
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2014年一発目のハイクは正月でだらけた体を解消するためにそこそこコースタイムの長いルートにしようと思ってた。
それでいてある程度近くて、テント泊も出来て、テン場の雰囲気も良くて、そんなに寒くないとこ。そんな条件に見合うのは奥多摩か丹沢くらいしか思いつかず、天気予報をみると奥多摩は空模様が良くなかったので丹沢に決定。
前からしてみたかった、大倉〜塔ノ岳〜ヤビツ峠(結局蓑毛まで歩いたけど)の王道表尾根ルートの逆走をすることに。
当日の朝にゆっくり起きてパッキングを済ませて家を出たのは10時過ぎ。
JRと小田急を乗り継いで渋沢に到着。
12:30 渋沢
渋沢駅にはスーパーとケンタッキーと蕎麦屋とミスドがあった。
早朝はいずれも空いてなさそう。
12:51 渋沢発
おばあちゃん2人と、若いミレーのザックと銀マットが特徴的なお兄さんと俺を載せてバスが発車。
13:10 大倉着 発
下山してくる人と入れ違えるように登山開始する。俺のザックの大きさからテント泊であることが想像出来たのか「いってらっしゃい」と声をかけられた
観音茶屋を過ぎたところでドイターのザックを背負ったおじさんに声をかけられた。堀山の家のオーナーに「iPad mini」を届けにいくらしい。オーナーはiPadでblogがみたいんだとか。電波が入りやすい丹沢ならではだなと思った。
14:00 大蔵高原山の家着
おじさんと話しながら歩いているとあっという間に山の家についた。まだ誰もオーナーもいない。少し話をしておじさんと別れた。
だらだらとギアの写真を撮ったり本を読んだりして過ごす。16時で気温6℃。
テン場は独り占めかと思いきや、日が暮れる頃に数組到着したみたいだった。
そこそこ広いので、お互い気配を感じないぎりぎりの距離を取ってくれた。周りも暗くなってたので、挨拶も出来なかったけどまぁいいかな。
17:00
日本酒をつけて飲みながら、色々炙って食べ炙って食べする。あたりめ炙って食べるのすごい美味い。今度はもっと乾き物持ってこよう。
18:00
カレーも食べて、iPhoneで映画を見ながらお酒を飲む。1人の時はそんなにお酒いらない。ビール1本or日本酒1合で満足できる。
定番ではあるんやけど、無印のバターチキンカレーは本当においしい。優秀。
ご飯はエスビット式炊飯で炊いた。
中から灯りをつけると、和紙のような風合いが浮かび上がるKhufuTyvek。
19:00 就寝
外気温 2℃
テント内 6℃
秦野の夜景がきれいだった。国道が明るい。
〔clothing〕
・finetrack / フラッドラッシュスキンメッシュ
・ibex / Hooded Indie
・marmot PatagoniaのR1みたいなフリース名前を忘れた
・Arc'teryx / Cerium LT Hoody
・mont-bell / ジオラインパンツ
・mont-bell / ジオライン LWタイツ
・UNIQLO / ヒートテックタイツ
・finetrack / ストームゴージュアルパインパンツ
・injinji / PERFORMANCE-MW
・mont-bell / メリノウール アルパイン ハイソックス
・Gunze / downshoes
〔Sleeping〕
・montbell / U.L.SSダウンハガー #2
・montbell / 昔買った5000円くらいのシュラフカバー
・山と道 / U.L.Pad15+s
・アストロフォイル
2:30 まで爆睡
ダウンは#2はやり過ぎたかも。レインウェアも残ってるし、#5でダウンパンツにしてもよかったかもしれない。あと、シュラフカバーはやっぱりいらない。Khufuは前々結露しないし、雨じゃなければ濡れる心配はほとんどしなくていいかも。
アストロフォイル+山と道マットの組み合わせは最高。寝る時に足元の冷えが気になったけど、朝はぬくぬくだった。
湯たんぽとダウンシューズは相性×だと思う。湯たんぽの暖かさを体感したかったので、けっきょく途中で脱いだ。
ミニプラティパスのような湯たんぽを、平べったく靴底に入れるといいかもしれない。
3:00 起床
朝ごはんと、昼ごはんをつくる。
マジックパスタのナポリタンうまい。
グロワーズカップでコーヒーを入れて保温マグに入れる。これは山頂で飲もう。
4:15 撤収完了 まだ辺りは真っ暗で静かなときに出発
息を整えるまで休憩
過ぎてすぐ、雪がぱらついてくる
5:20 堀山の家
100円ジュースを買おうかすごい迷って買わない。笑
5:43 天神尾根分岐
始発電車(たぶん)の音が聞こえる
6:13 花立山荘
やっぱり大倉尾根の階段キツイ。
なんども立ち止まりながら進む。ちょっと小休止してるときに、ふと右を見ると鹿がいた。笑
10分くらい休憩して出発
フラッドラッシュきてるけど汗冷えする。ウインドシェル来て少し寒いくらい。
日の出はほとんど見えなかったけど、江ノ島周辺に反射して見えた。
6:50 金冷シ
金冷シの少し手前でアイゼン装着。初アイゼン楽しい。
地面は微かにアイスバーンしてる程度だったけど、痩せ尾根だったので念のために装着。
人生初アイゼン(チェーンアイゼン)歩きはなんだか効いているのかいないのか分からなかった。
HILLSOUND / TRAIL CRAMPONは、面ファスナーのベルトや装着しやすいことなども気に入ったが、なにより色が良かった。派手じゃない落ち着いた黒が良い。
7:10 塔ノ岳
歩き始めは寒いけど、温まればちょうどいいくらい。
尊仏山荘から出てきた人たちに写真を撮ってもらう。正月だから少ないのか、冬だから少ないのか分からないけど人はまばらだった。
今回初めて使ってみたGoLite / Breeze。
200g台のペラペラザックなんだけど大容量。ちょっと余計なもの持ちすぎて12kgくらいになってしまった。荷物が重いと背負い心地は決して良くなく、次の日肩が痛くなりました。経験上、10kgを超えると腰加重した方がいいんじゃないかなぁと思う。
これから歩く稜線を眺めるのが好きだ。
7:45 木の叉小屋
8:30 行者ヶ岳小屋
塔ノ岳周辺にこそしっかり雪が残ってたものの、ヤビツ峠へと向かう表尾根のトレイルにはあまり目立った積雪はなく、解けた雪がアイスバーンしているところが多かった。
霜柱もカチコチに凍ってて、ひたすら歩きにくい地面が続いた。
8:50 烏尾山荘
あわよくばヤビツ発10時くらいのバスに乗ろうと思ったけど諦めて休憩。
9:30 三ノ塔
早朝仕込んでた赤飯食べようと取り出したけど、カチンコチンに凍ってた。笑
保温バックは失敗だー。そのままそっとじ。
9:50 ニノ塔
ちょっと膝に痛み。とれぽ使うと楽になる。
今まで基本的にトレッキングポールは使わないで、自分の足だけで歩きたいと思ってた。
なので、俺のトレポは基本的にはシェルターのポールとしてしか使われてなかった。
久々のテント泊装備のザックに歩きにくい地面のコンボで、俺の右膝のライフがどんどん削られていっていた。
11:00 林道合流
桑をもったパールグリーンって書いた腕章した整備の人たちにあう。
11:20 ヤビツ峠
ぜんぜんバス間に合わなかったー。笑
最後のおかしを食べる。
自転車乗りの人がたくさんいた。
次のヤビツ峠からのバスは2時間後…。この寒い中ここで2時間待つのもつらいので、膝は痛いけど麓の蓑毛バス停まで歩くことに。
12:45 蓑毛バス停
下り道が膝にくる。膝というか膝周りの筋肉が痛いから、運動不足&これが今の俺の限界なんだろうな…サポートタイツやサポーターの必要性を始めて感じた。
っと思ってたけど、膝のサポーターを一つ追加して、登りも降りもトレッキングポールを使うようにしたらだいぶ楽になった
ヤビス峠から蓑毛までの間でトレイルランナーの集団に出会った。
秦野まで走っていくらしい。すごい・・・。
最後は足を引きづりながらようやく蓑毛バス停に到着してバスは秦野駅まで。
東海大学前で途中下車して、いつもの「くじら」で肉玉セミダブルをほおばって帰宅。
一人で歩くと色んなことが見えたり、挑戦できたり、自由に出来たりして良いけど、いざというときのことを考えるとやはり誰かと一緒に歩いた方が安全なんだなぁと思いましたとさ。