2013/7/28-8/4 北海道ツーリング DAY7,8

2013年10月6日日曜日

Bike camp touring TDM850 W400 北海道ツーリング2013

t f B! P L

DAY1:神奈川→新潟港→(フェリー)
DAY2:(フェリー)→小樽港→稚内森林公園キャンプ場
DAY3:稚内→宗谷岬→クッチャロ湖(クローバーの丘)→美深アイランドキャンプ場
DAY4:美深→上川→層雲峡→三国峠→白樺並木の道→帯広
DAY5:帯広→トマム→かなやま湖→富良野→星に手の届く丘キャンプ場
DAY6:富良野→フラワーランド→ホースカンパニー→旭川→札幌
DAY7:札幌→洞爺湖→Cafeラムヤート→Cafeゴーシュ→室蘭→苫小牧→(フェリー)
DAY8:(フェリー)→大洗港→高速道路→神奈川
 
 《さっぽろ朝市》
連日連夜酔っぱらってバタンキューな俺達。こんなにも酒好きで、ツーリング全日酒飲んでグカーって寝れる俺達は、これからもどんなとこでも生きていけるなと思った。笑
快調な朝は優雅なホテルモーニングでゆっくり過ごしたあと、お土産を買うために朝市場に向かうことに。前日まつもが調べておいてくれたおかげで、観光客目当てのお高い朝市場には行かず、さっぽろ市民のための地元朝市場に行くことが出来た。決して派手なカニとかがずらっと並んでるわけではないけど、観光市場より明らかに安い。
九州の実家にホタテを送って(巨大ホタテ1枚180円。送料の方が高い。笑)、自分達は昨日一昨日とお土産買いすぎたので自重。また来たときに食べればいいよね~ってことで。すでに次また来る気でいるマツモの発言にしめしめと思う俺でした。

 
 《洞爺湖 Cafe ラムヤート &Cafe ゴーシュ》
札幌を出て、南西にある洞爺湖を目指す。今日は夕方の苫小牧のフェリーに乗らなくちゃなので、テキパキ動きます。交通量の多い山間部を抜けるとすぐに洞爺湖に到着。山の中を走ってたらいきなり湖が現れる。さすがカルデラ湖だなと感心する。
洞爺湖には、今回の旅に出るきっかけとなったCafeゴーシュがある。今日は幸いCafeゴーシュの営業日だったけど、あいにく12時からの営業だったので立ち寄るだけにしてランチは諦めてた。洞爺湖にはゴーシュのほかに、ラムヤートという古民家を改装して作ったパンカフェがあることは知ってて、ここも映画「しあわせのパン」のロケ地だったこともあって軽めのランチにすることに。
店内は照明がついておらず、自然光がたくさん入ってきて気持ちのよい空間だった。カウンターの窓から工房の中が見えて、ちょうど2次発酵を終えてこれから焼きに入るとこが見れた。パン作りが趣味なマツモもいいタイミングで見れて嬉しそう。おや?工房でウロチョロ歩き回る影が見える・・・。っと思ったら子供がひょっこりあらわれた。そして次々と集まる子供達。俺等のヘルメットに興味津々でとりかこまれたりして大変でした。このCafeは夏休み中の子供も隠れ家にもなってるのかー。(後でお母さんに怒られてました。笑)フェリーの中で食べようとおもって、ひまわりのパンも購入。ジュースとコーヒーもとっても美味しかったです。
ラムヤートを出て、細い洞爺湖沿いの道を走ってCafeゴーシュまで。ロケ地巡りなんて今までしたことなかったけど、映画の中の景色を思い出しながら走るとにやにやが止まらない。憧れの場所にこれたんだな~っと感慨深かった。ゴーシュに着くとちょうど12時だったのかお客さんが沢山。中は満席で入れなかったけど、この憧れの場所に来れたってことで満足できました。


 
 《ボルタとナッティー》
洞爺湖の次は室蘭に向かいました。洞爺湖から苫小牧まで国道や高速で向かうには、一旦室蘭まで出る必要があったし、何より室蘭の「ボルタ」という、ボルトとナットで出来たキャラクターに会いたかったので、工場の街 室蘭に行くことにしました。
37号線を南下して、白鳥新道大橋を渡って室蘭市へ。橋の両脇にはデカデカと構える工場群や貨物船がたくさん。川崎の工場は海側からの眺めってなかなか見れないのですごい刺激的で楽しかったです。橋の真ん中で止まりたい気持ちを抑えて渡ったところにある道の駅へ。
市街地にあるボルタ工房に寄ろうと思ってたんですが、この道の駅もボルタ正式取り扱店らしく、お土産売り場にはたくさんの種類のボルタが!色々ありすぎて目移りしちゃうんですが、せっかく2人できたんだしってことで、ボルタとナッティーのペアでお茶をのんでるやつとポストカード、ピンバッチを購入。結局いっぱいお土産買ってるやないかーい。最終日だから気にしない気にしない。


 
 《いよいよ北海道に別れを・・・》
室蘭から苫小牧までは高速道路をつかってワープ。最後のセイコマでフェリーの中での食べ物を買って、別れを惜しむようにゆっくりとフェリー乗り場へ。。。苫小牧のフェリー乗り場は、往路の新潟港とは違ってバイクの数がすごい多い。おっちゃんの誘導でバイクの群れに合流して受付を済ませる。一人で来てるライダーがやっぱり多いのか、なんだかみんな牽制し合うというか妙な雰囲気でした。
乗船待ちをしてたら、長身のカッコイイお兄さんが話しかけて来てくれました。瀬田さんの知り合いのDR-Z400SM乗りhiroseさんという方でした。瀬田さんから同じ便のフェリーだよってことは聞いてたけど、あまりのバイクの多さに見つけきれずにいたところ、hiroseさんから発見してくれました。TDMってなかなかいないしね。笑
hiroseさんとはまた関東でキャンプしましょうね~って約束して、一列にならんでいよいよ乗船。復路のフェリーは、北海道を出るという実感と、家に帰るという安心感でなんともいえない気分になります。ひとりだったらセンチメンタルになって確実に甲板で黄昏てるとこですね。帰りは贅沢に個室をとったので(生涯初めてです)、ビール買ってきて、ご存知「やきそば弁当」食べながら映画を見たりして過ごしました。撮った写真のスライドショーとかも見たりしながらまったりと船旅を満喫しました。


 
 《旅のおわり》
翌日14時。大洗港に着岸。いよいよ旅が終わります。
関東は凄く暑いかとおもいきやそうでもなく、なんだか拍子抜けした気分。でもちょっと湿度が高いかなっといった印象。あと、なんかヤンキーが多いなっとも思った。天気も怪しいし、下道で帰る理由もないので高速を使って帰ることにしました。大洗ICから神奈川を目指す。
途中、旧車会のツーリング(?)に巻き込まれたりして少し渋滞してましたが、概ね流れは悪くなくて、順調に進みます。途中休憩したり、ここにきてまた雨が降ったりしたけど、18時半には神奈川の自宅まで帰ってこれました。最後に駐車場で2人で記念撮影して荷を解きました。

 
 《あとがき》
数年前は北海道に行きたいなんて思ってなかったし、まさか彼女と一緒に行くなんて夢にも思ってなかった。マツモがバイクに乗り出したのは3年前で、そのころは県外に出るのも必死だったのに、逞しく成長してくれて嬉しいです。笑
北海道はライダーの聖地とか、北海道を味わったら他では満足できないとか、そういったことを良く聞きます。たしかに北海道はすばらしいところです。でも、俺は九州だって四国だって、東海だって信越だって東北だって、どこもその地域なりに素敵なところだと思います。北海道を自分で走って、自分の目で確かめてそう確信しました。
じゃあ、もう北海道は行かなくていいの?っと聞かれたら、それはノーです。一度行ったからって行きたくないとは思いません。そのときの季節・時代・自分の気持ちによって訪れた先で感じることは如何様にも変わります。また数年後、北海道を訪れるときには違う考えをもってるかもしれません。でも、少なくとも今回の旅で俺達は色んな刺激を受けて人間として少し成長できたかなとも思います。北海道、楽しかったなぁ~!
北海道ツーリング おしまい。

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